ロッボクラブは全国に5つの教室を展開するロボットやプログラミングを学べるスクールです。
今回は、そんなロッボクラブについて調査してみました。
結論、自宅の近くにロッボクラブがあればおすすめと言って良いでしょう。
特に、
「プログラミングと英語を両方習わせてあげたい」
「早いうちから英語に触れさせておきたい」
と考える保護者の方にとっては非常に魅力ある教室となります。
ロッボクラブのメリット・良い評判
まずはロッボクラブのメリットを紹介します。
ロッボクラブの主なメリットは以下の3つ。
- プログラミングと英語が学べる
- 本格的なプログラミングも学習可能
- 世界標準の教育水準
ロッボクラブの講師は外国人!多国籍コミュニケーションと英語が自然に身に付く

ロッボクラブの最大の特徴はプログラミングと英語の両方を同時に学べることです。
といっても、ロッボクラブでは学習内容として英語を扱っているわけではありません。
ロッボクラブの講師が外国人のため、自然と英語を学ぶことが可能となるのです。
講師の国籍も多様であるため、様々な文化圏のコミュニケーションを体験することができます。
ロッボクラブでは本格的なプログラミングも学習可能

ロッボクラブは英語を一緒に学べるプログラミング教室、という触れ込みから比較的簡単なプログラミングだけしか学べないイメージを抱きがちですが、実はかなり本格的なプログラミングを学習することもできます。
ロッボクラブではScratchなどの小学校で学ぶよりも本格的な電子回路の作成やアプリ開発も学習可能。
PythonやUnity等を用いたプログラミングを学ぶことで、今後のキャリアで活用できるスキルを習得できます。
フィンランド式教育メソッドで世界標準の能力を育む

ロッボクラブが導入している教育方法は「フィンランド式教育メソッド」。
経済産業省のEdTechの対象サービスになっている先進的な学習で、「創造力」「論理的思考力」「問題解決力」の三つを習得できるカリキュラムにです。
フィンランド式教育メソッドで得た力は社会に出た後も活かせるため、非常に有用なカリキュラムです。
ロッボクラブのデメリット・注意点
ロッボクラブのメリットについて解説しましたが、もちろんデメリットも存在します。
ロッボクラブへの入会を検討するにあたって、理解しておく必要のあるデメリットについても紹介します。
- 教室数が少ない
- 料金が高い
- 英語習得が目的ではない
- 欠席時の振替ができない
ロッボクラブは教室数が少ない
ロッボクラブは教室数が少なく、
渋谷教室、経堂教室、甲子園教室、山口周南教室、岡山中央教室の5教室しか存在しません。
どうしてもロッボクラブに通いたいけど、自宅の近くに無くて通えない場合はオンライン受講を検討してみましょう。
ロッボクラブは料金が高め
ロッボクラブは他のプログラミング教室や習い事比べて比較的高めの料金設定になっています。
教室名 | 月2回コース | 月4回コース |
---|---|---|
渋谷教室 | 13,800円 | 23,000円 |
経堂教室 | 13,800円 | 19,800円 |
甲子園教室 | 13,800円 | 19,800円 |
山口周南教室 | 無し | 15,000円 |
岡山中央教室 | 13,800円 | 19,800円 |
教室によって差はありますが、同内容で同頻度のレッスンの場合、安いプログラミングスクールはたくさんあります。
そのことを念頭に置いた上でロッボクラブを選ぶか考えましょう。
メインはプログラミング教室で、英語習得が目的ではない
ロッボクラブは外国人の教師がプログラミングを教えてくれる教室であって、英語のレッスンを行っているわけではありません。
ロッボクラブのメイン要素はあくまでもプログラミング教室であることは覚えておきましょう。
英語をメインに学習したい場合は英会話教室に通う方がおすすめです。
ロッボクラブは欠席時の振替ができない
ロッボクラブは欠席した場合振替レッスンを受講することができません。
欠席した場合の対応は授業の様子をビデオで観るだけとなるため、授業に参加できなかった場合のリカバリーが難しいです。
ロッボクラブ実際の評判を見てみよう
ロッボクラブの評判や口コミについて調べてみましたが、コエテコやTwitterではロッボクラブ評判や口コミは見つかりませんでした。
そこで習い事の口コミサイトとして有名なコドモブースターで口コミ調査を行いました。
ロッボクラブのコドモブースターでの評判
ロッボクラブの口コミは1件で星は5つ中4つ。




講師の質や教室の雰囲気は一定の評価がされており、学習内容にも問題はなさそうです。
その一方で、やはり欠席した際の補講に関しての不満点を指摘するレビューがありました。
ロッボクラブとは?
ロッボクラブは2019年に日本に誕生したロボットプログラミングを中心に学べる小学生向けプログラミングスクールです。
最大の特徴は外国人講師が指導にあたるため、プログラミングを学習しながら英語にも触れられること。
教育システムを開発している「ROBBOチーム」はフィンランドの会社で2009年に誕生し、世界21カ国に教育システムを供給しています。
ロッボの教育システムは世界中で高い評価を受けており、2020年には日本でも「経産省EdTech交付決定事業者」となりました。
ロッボクラブの料金は?
ロッボクラブの料金は教室ごとに程度料金が異なり、
ほとんどの教室で月2回コースと月4回コースに分かれています。
教室名 | 月2回コース | 月4回コース |
---|---|---|
渋谷教室 | 13,800円 | 23,000円 |
経堂教室 | 13,800円 | 19,800円 |
甲子園教室 | 13,800円 | 19,800円 |
山口周南教室 | 無し | 15,000円 |
岡山中央教室 | 13,800円 | 19,800円 |
ロッボクラブの学習内容は?
ロッボクラブは本格的なプログラミングについて学ぶことが可能なロボット・プログラミング教室です。
様々な国籍の方が講師を務めており、プログラミングを学びながら英語や国際文化に触れることができる教室です。
ロボットプログラミング

ロッボクラブでは基本的にはロボットのプログラミングをメインに学習。
単純なプログラミングのみならず、電子回路設計等の本格的な学習も行います。
制作したロボットは「ロボットスクラッチ」というソフトを使って動かすことができ、ロボットを動かすレッスンも行います。
さらに、3Dモデリングを行うレッスンも受講可能。
Tinkercadという3Dモデリング用の専用ソフトを使い、立体図形を作ることが可能です。
アプリ開発やマイクラを使ったプログラミング学習

ロッボクラブではロボットプログラミング以外にもPythonやUnityなどを用いたアプリ開発のレッスンが受講可能。
さらに大人気ゲームの「マインクラフト」を用いたプログラミング学習も行われています。
マインクラフトで冒険・採掘・牧畜・建設を通して忍耐力と創造力を養い、
MODのような拡張データの導入等を通してプログラミング学習を楽しく行えます。
サマーキャンプなどのスペシャル講座も
ロッボクラブにはサマーキャンプをはじめとしたさまざまなスペシャル講座が存在します。
例えば、短期間の集中講座や年に一度世界大会の挑戦できる「Scratch Olympiad」や、
プログラミングしたロボットを展示することができる展示会「ROBBO FESTIVAL」等が挙げられます。
ロッボクラブはこんな人におすすめ!
ロッボクラブをおすすめ出来る方は次の通りです。
- プログラミングやITに強い人材育成
- 思考力・想像力を育てる
講師が外国人なので、すでに英語についてある程度知識のある方が、本格的なプログラミングを学びつつ英語にも慣れていく、というスタイルにマッチしているといえるでしょう。
ロッボクラブに向いているなと思った方は以下のバナーから体験授業を申し込みましょう!
ロッボクラブの入会の流れは?
ここまでロッボクラブについての解説を行ってきましたが、ここからは入会したくなった方のために入会までの流れを解説していきます。
まずはロッボクラブ公式HPから体験会の申し込みをしましょう。
公式HPを開き、体験会参加のページを選んだ後参加する教室を選びます。
その後、参加希望日やサービス名、参加希望時間を選択して必要事項を入力後、内容を確認して予約を行えば完了です。
教室によって体験会の参加費用が異なるので、事前に確認が必要です。
申し込みが完了したら、設定した参加希望日に体験会に参加します。
選んだ体験会に参加して、自分に合うと判断したら入会という流れになります。
ロッボクラブ評判・口コミのまとめ
ロッボクラブは外国人講師から本格的なプログラミングを学ぶことで、英語と多国籍コミュニケーションに慣れていくことが可能なロボットプログラミング教室です。
しかし、教室の少なさや料金の高さ、そして英語学習はそもそもおまけでありメインはプログラミングであることなど、注意すべき点もあります。。
最後にロッボクラブのメリット・デメリットをおさらいしましょう。
- プログラミングと英語が学べる
- 本格的なプログラミングも学習可能
- 世界標準の教育水準
- 教室数が少ない
- 料金が高い
- 英語習得が目的ではない
- 欠席時の振替ができない
ロッボクラブのメリットとデメリットを理解した上で、自分に合っているか判断し入会するか否かを決めるといいでしょう。

与那嶺あきお
現役エンジニア。フリーランスのエンジニアとして数多くのシステム開発に携わる。
小学生向けプログラミング教室「IT寺子屋」の創業・運営メンバーでもあり、現在も教室で子ども達にプログラミングを教える傍ら、IT寺子屋のコンテンツの作成・監修を手がけている。
自身がプログラミングスクール選びに失敗した経験からプログラミング教育への造詣も深く、子ども向け・大人向けを問わず様々なプログラミングスクールの研究を行っている。