2020年度から小学校でのプログラミング学習が必修化され、今や子どももパソコンを一人一台持つ時代となりつつあります。

しかし、子どものためにパソコンを用意してくださいと言われても、似たりよったりなパソコンの中から後悔しない一台を選び出すのはとても大変です。
ましてや、
「プログラミングに適したパソコンなんて、どのくらいの性能・価格が適切なのかわからない」
といった悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
今回は、プログラミングに適した子供向けのパソコンやタブレットに必要な機能やスペックについて説明しながら、本気でおすすめするパソコン・タブレット10選とパソコン初心者におすすめの低価格のパソコン3選をお届けしていきます。
細かいことよりも、まずはおすすめパソコンを知りたい方は、コチラへどうぞ。
小学生向けのプログラミング用パソコン・タブレットにおすすめの機能は?
まずは、プログラミングに適したパソコン・タブレットの機能について見ていきましょう。
OSはどれを選ぶ?

OSとは、パソコン全体を動かすソフトウェアで人間の身体で例えると脳に当たります。代表的なものはWindowsやmacOSです。
OSによって、デスクトップの見た目や使えるアプリが異なります。もちろん、タブレットにもタブレット用のOSが入っています。
結論から言うと、初心者の場合はどのOSを選んでも問題ないです。
市販のパソコン・タブレットに入っているOSであれば、どのOSでも子供向けのプログラミング学習サービスに対応しているからです。
親がサポートしてあげられそうなOSの入ったパソコンを選びましょう。
初心者の場合は、、ほとんどのOSで動作可能なScratchやプログラミングゼミなどの学習サービスを利用してプログラミングに慣れていきましょう。
せっかくですので、WindowsとmacOSの違いについて少し見ていきましょう。
Windows

Windowsは世間で広く使用されている汎用的なOSですが、Windowsを搭載するパソコンは性能がピンキリなので、ご自身の用途に向いたパソコンかを自分で判断する必要があります。
Windowsパソコンであれば、プログラミング向きのパソコンでも4万円台から購入可能です。
また、Windowsパソコンでしか動かせないアプリもあり、特にゲームを使ってプログラミングを学ばせたいと考えている場合は、Windowsパソコンを選びましょう。
macOS

macOSはApple製パソコンのOSで、ユーザー数としては多数派ではないですが、プログラマー目線で見るとメリットがあります。
それはプログラミング環境を構築しやすい点です。そのため、プログラマーではMacOSユーザーが一定数います。
一方、MacはWindowsパソコンよりも最低価格が高めですが、その分、最低価格のパソコンでのスペックは申し分なく、どのパソコンを買ってもプログラミング用途であれば問題なくこなせる安心感があります。
ということで、以上のことをふまえて、OSを選択するコツをまとめます。
- 購入価格をなるべく抑えたい or ゲームを通してプログラミングを学ばせたい場合→Windowsパソコン
- パソコンスペックに頭を悩ませたくない or 本格的にプログラミングを学ばせたい場合→Mac
小学生用パソコンのディスプレイサイズのおすすめは?

ノートパソコンのディスプレイサイズは11〜16インチぐらいが一般的ですが、11インチ以下のサイズでは、画面がかなり見にくい場合があります。
11インチ以上のパソコンを選ぶのが無難でしょう。
タブレットでは7~13インチぐらいのものがあります。
タブレットの場合、アプリがタブレットに最適化されている場合が多く、パソコンほどの画面サイズがなくても快適に作業ができます。そのため10インチ程あればプログラミング学習には十分です。
パソコン・タブレットのいずれにも言えることですが、画面サイズが大きすぎると機器のサイズや重量が増加するので、持ち運びの有無、大きな画面が本当に必要なのかをよく考え、用途にあったサイズを選択しましょう。
- パソコン→11インチ以上
- タブレット→10インチ以上
- 大きすぎに注意
パソコンの液晶の種類について知ろう

パソコンの液晶は、光沢のあるグレア液晶と非光沢のノングレア液晶があります。
それぞれの特徴について説明します。
グレア液晶
グレア液晶は発色がよく、画像や映像が美しい一方で室内の照明などの映り込みがあり、目の負担になると言われています。
そのため、グレア液晶は動画鑑賞や写真編集のような用途に向いています。
ノングレア液晶
ノングレア液晶は、画面表面がマットでツヤがありません。
グレア液晶に比べると発色能力で劣りますが、室内の照明等の映り込みがなく目の負担が少なく済むのが特徴です。
そのため、ノングレア液晶は長時間のパソコン作業に向いています。
どっちを選ぶ?
プログラミング用途では、ノングレア液晶のほうがメリットが大きいと言えますが、実際のパソコン・タブレットではグレア液晶を採用している機種も多くあります。
グレアの映り込みがどうしても気になる場合は、ノングレアの保護フィルムを液晶に貼ったり、ノングレア液晶の外部ディスプレイを利用してもいいと思います。
そのため、無理に液晶のタイプにこだわらず、スペックと価格で購入するパソコン・タブレットを決めて問題ありません。
小学生用のパソコンの重量はどのくらいがベスト?

パソコン・タブレットの重量は、軽いほど良いです。
特に小学校低学年のお子様の場合は、1kg以下の機種を選びましょう。
子どもが小学校高学年以上であっても、持ち運びを想定するのであれば、1.5kg以下のパソコン・タブレットにしてあげてください。
1.5kgのノートパソコンは、大人でも多くの人が「重い」と感じる重さです。
落としてしまうリスクも高まるので、できる限り軽いパソコン・タブレットを選択しましょう。
小学生用のパソコンにタッチパネルはあった方が良い?

小学生に初めてプログラミングを学ばせる場合には、タッチパネル搭載機がおすすめです。
最近では、「ブロック型プログラミング言語」と呼ばれる、文字の書かれたブロックを組み合わせてプログラミングをする言語があり、タッチパネルとの相性が非常に良いです。
一方で、本格的にプログラミングを学ばせたいと考えている場合には、タッチパネルがない機種でも問題ありません。
本格的にプログラミングをやろうとすると、タッチパネルを使う場面はどんどん減ってきます。
また、いわゆる「2in1」と呼ばれるタッチパネルを搭載した、いわゆるタブレットパソコンは一般的には高価ですので、タッチパネルが必要なら「タブレット」、そうでないなら「タッチパネル非搭載のパソコン」と割り切っても良いかもしれません。
小学生向けパソコンの価格の目安はどのくらい?

パソコン・タブレットを購入する際の価格の目安は、相場から考えると、
- パソコン・タブレットに慣れるために購入する場合:3~6万円程度
- 長期間、本格的にプログラミング学ぶために購入する場合:7~15万円程度
となります。
あまりにも低価格な機種は、スペックや機能面で劣っているものが多く、小学生用だからと割り切ってもパソコン作業をしているときにストレスを感じてしまう可能性が高いです。
もし超低価格パソコン・タブレットの購入を検討される場合は、今回の記事でご紹介するスペックを満たしたものか確認してください。
高額なパソコンについては、プログラミング学習だけを目的とした場合にはオーバースペックの場合があります。しかし、スペックに関しては大は小を兼ねますので、予算と相談して購入するのが良いでしょう。
小学生用のパソコン・タブレットに必要なスペックについて知ろう
パソコン・タブレットを選ぶ際の基準の一つとなるのがスペックです。
主なスペックの指標としてはCPU、メモリ、ストレージがあります。
プログラミング用パソコンのおすすめスペックは、
ズバリ、パソコンの場合
- CPU : core i5 または Ryzen5
- メモリ:8GB
- ストレージ:256GB
一方でタブレットを購入する場合は
- CPU : core i5 または Ryzen5
- メモリ:4GB
- ストレージ:64GB
のものを用意しましょう。
ここでは、スペックについて詳しく見ていきましょう。
CPUはどれがいい?

CPUとはパソコン内部で様々な処理を行う部品です。
CPU性能が高いと複数の処理が同時に行えたり、負荷のかかる処理を迅速に実行できます。
Windowsパソコンの場合は、core i5やRyzen5というCPUが価格と性能のバランスが良く、おすすめです。
低価格のWindowsパソコンによく搭載されているceleronというCPUは、それほど性能が高くないため、あまりおすすめではありませんが、価格を優先する場合には良い選択肢になると思います。
Macの場合は、どのCPUのパソコンを選んでもプログラミング用途には十分なCPUが搭載されているため、あまりCPUに頭を悩ませる必要はないでしょう。
強いて言えば、2020年以降のモデルに搭載されているM1およびM2チップは非常に評価が高いので、これを選んでおけば間違いないです。
メモリはどのくらい必要?

メモリは、パソコン・タブレット上でのデータの一時保管場所の大きさのことです。
メモリが大きいほど、アプリをたくさん立ち上げたり、ブラウザのページを沢山開いたりできます。
タブレットの場合は4GB以上、パソコンの場合は8GB以上あれば十分です。
特に、プログラミングのためだけに用途を絞って使うのであれば、パソコンでも4GB程度あれば事足りるでしょう。
ストレージはどのくらい必要?

ストレージは、パソコン・タブレット上に保存できるデータの最大容量のことです。
ストレージが多いほど、多くの写真や動画などをパソコン・タブレット上に保存できます。
タブレットの場合は64~128GB、パソコンの場合は256GB以上あるものを選ぶことをおすすめします。
タブレットの場合は、アプリの容量が比較的小さいのでストレージを圧迫することはそれほどありませんが、パソコンの場合は、OSの容量が大きいうえに、Visual StudioやXcodeといった本格的なプログラミングに必要なツールの容量もかなり大きいため、ストレージには余裕を持っておくと安心です。
小学生におすすめのパソコン・タブレット10選
次に、本格的に長期間プログラミングを学んでいきたいと思っている子どもに向けて、おすすめのパソコン・タブレットをご紹介していきたいと思います。
「とにかく最初の一台はコスパ重視!」
という方はこちらからご覧ください。
1. iPad 第10世代

OS | iPadOS16 |
画面サイズ | 10.9インチ |
メモリサイズ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
重量 | 477g |
画面タイプ | グレア |
価格 | ¥68,800- |
iPadは動作が非常に安定していて、サクサク快適に動きます。
第9世代と比較すると、細かいところで第10世代の方が優れており、さらに快適に使用できます。
特にiOSというiPhone・iPad用のOSでは、古い機種は次第にサポート対象外になるため、予算が許すのであれば、できるだけ最新の機種を購入してあげたほうが、より長く安心してiPadを使うことができます。
その他、重量面では500gを切っており、子どもでも持ち運びやすい設計となっています。必要であればキーボードも追加できるので、タイピングの練習もできます。
プログラミング用途として物足りなくなってきたとしても、電子ノートや電子書籍リーダーとして活用できるので、買っておいて損はないと思います。
iPadはコストパフォーマンスが高く、プログラミングに軽く触れてみたいと思う小学生にはおすすめできます。
2. Lenovo IdeaPad Duet 560 Chromebook

OS | Chrome OS |
画面サイズ | 13.3インチ |
メモリサイズ | 4GB |
ストレージ | 128GB |
重量 | 1200g |
画面タイプ | グレア |
価格 | ¥65,000- |
やはりChromebookの売りといえば、この低価格。タブレットパソコンが6万円で購入できます。
ChromebookではLinux環境があり、すでにPythonなどもインストール済みのため、簡単に本格的なプログラミングをスタートできることも魅力です。
また多くのアンドロイド用アプリを使用することができますので、iPadほどではないですが、タブレットとしても大いに活躍してくれることでしょう。
3. Dell Inspiron 14 AMD プレミアム

CPU | Ryzen5 |
画面サイズ | 14インチ |
メモリサイズ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
重量 | 1540g |
画面タイプ | ノングレア |
価格 | ¥83,999- |
低価格のWindowsパソコンといえばDellを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
このパソコンはプログラミング学習をする上では十分なスペックを持っていますが、8万円程度で購入できます。
特に長期でのプログラミング学習を見越してパソコン選びをしているのであれば、価格を切り詰め過ぎて低スペックパソコンを購入してしまうと、短期間で新しいパソコンに買い換えることになるでしょう。
ですが、本機程度のスペックがあれば、
「本格的なプログラミングを行いたい!」
となっても十分期待に応えてくれるでしょう。ディスプレイサイズが14インチと少し大きめなところもポイントです。
パソコン重量自体は1.5kg程あるので、あまり持ち運ばず使用することを想定したほうが無難でしょう。
4. MacBook Air

CPU | Apple M2 |
画面サイズ | 13インチ |
メモリサイズ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
重量 | 1290g |
画面タイプ | グレア |
価格 | ¥134,800- |
Apple製ノートパソコンのMacBook Air。Apple製パソコンは割高に見えますが、パソコン自体のクオリティは非常に高く、パソコンの挙動も非常に安定しているため、長く安心して使えるパソコンです。
本機はApple製ノートパソコンの中では最低ランクのスペックになりますが、このパソコンがあれば、一般的なプログラミング学習全般がこなせてしまいます。細かいスペックを検討しなくても必要十分な性能のパソコンが手に入る点もApple製品のメリットです。
一方で、端子がUSB-Cしかないため、用途によってはハブの追加購入が必要になります。
5. マイクロソフト Surface Pro 9

CPU | Core i5 |
画面サイズ | 13インチ |
メモリサイズ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
重量 | 879g |
画面タイプ | グレア |
価格 | ¥161,098- |
Windowsのタブレットパソコンの代表とも言えるSurface。
価格は高めですが、Windowsパソコンを快適に動かそうとすると、この程度のスペックがあった方が長期間安心して使えます。
また本機の特徴としては、Officeソフトが付属しています。別で購入しようとすると4万円弱の追加費用が必要になりますので、
「Officeソフトに慣れてほしい」
と思っている保護者にはいい選択肢になるのではないでしょうか。
タブレットパソコンなので軽く、持ち運びにも便利です。もちろん、スペック・品質ともに申し分なく、長く安心して使用できるパソコンとしておすすめです。
6. Dynabook G6

CPU | Core i5 |
画面サイズ | 13.3インチ |
メモリサイズ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
重量 | 888g |
画面タイプ | ノングレア |
価格 | ¥10,1800 |
Dynabookは本体にマグネシウム合金を使用しているため、ノートパソコンとしては非常に軽量な900g弱の重量です。
パソコンの重量が軽いことは意外に大きなメリットです。
いつでもどこでも、プログラミング学習がしたいと思ったその時に、パソコンを開いてプログラミング学習を始めることができるからです。
スペック面・パソコン品質も問題なく、価格もそれほど高額ではありません。
軽量なパソコンをお探しの場合、ぜひコチラの機種を候補として考えてみてはいかがでしょうか。
7. Fujitsu arrows Tab EH FAREHT2

CPU | Celeron |
画面サイズ | 10.1インチ |
メモリサイズ | 4GB |
ストレージ | 128GB |
重量 | 590g |
画面タイプ | グレア |
価格 | ¥66,799 |
スペック面では他の機種に見劣りしますが、文部科学省推奨のGIGAスクール仕様に準拠しています。
マルチタスクなど、パソコンへの負荷が大きい作業は不向きですが、最低限のプログラミング学習には十分なスペックです。
またタブレット・キーボードも壊れにくくなっており、持ち運びにも便利です。パソコン・タブレットというと衝撃に弱く、画面やキーボードが破損しやすいものですが、本機のように壊れにくいパソコンであれば、安心してお子様にも持たせられるはずです。
「子どもに高価なパソコン・タブレットを持たせるのが心配」
という保護者の方はこちらの機種を是非ご検討ください。
8. Xiaomi Pad 5

CPU | MIUI13系 |
画面サイズ | 11インチ |
メモリサイズ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
重量 | 1,180g |
画面タイプ | グレア |
価格 | ¥60,9890 |
中国メーカーXiaomiのアンドロイドタブレットです。
最近では日本国内でもXiaomiの名前をよく聞くようになりました。今では中国国内でトップ3のスマートフォンメーカーの大企業です。
最近の中国製スマホ・タブレット・パソコンなどは品質が高いものも多く、かつ低価格なので要チェックです。
重量は1.2kgと、タブレットとしては重めですが、性能は十二分にあります。価格もiPadと比較すると、スペック対比で安いので、タブレットを検討されている場合は、こちらも候補になるでしょう。
9. Huawei MateBook 14

CPU | Ryzen5 |
画面サイズ | 14インチ |
メモリサイズ | 8GB |
ストレージ | 512GB |
重量 | 1,490g |
画面タイプ | グレア |
価格 | ¥86,800 |
こちらも中国メーカーHuaweiのWindowsパソコンです。
Huaweiはスマートフォンの分野ではAppleと競い合うほどの大手。
このスペックで10万円を切るこの価格は正直驚きです。
またスペックだけでなく、実際のパソコンとしての動きも問題ありません。
HuaweiのパソコンはかなりMacBookを意識したデザインをしており、キーボードなどのハード面もかなり高品質です。中国メーカーという点に抵抗を感じない方であれば、かなりおすすめのパソコンです。
10. GALLERIA RL7C-R35H

CPU | Core i7 |
画面サイズ | 16インチ |
メモリサイズ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
重量 | 2,000g |
画面タイプ | ノングレア |
価格 | ¥174,980 |
最後に紹介するのは、ゲームを快適に動作させられるスペックのノートパソコンです。
プログラミングを学ぶ際に、ゲーム感覚でプログラミングが学べれば、楽しんでプログラミング学習に取り組めるという小学生も多いのではないでしょうか。
例えば、パソコン版のマインクラフトでは、プログラミングを使ってゲーム内の様々な作業を実行し、必要に応じて簡略化できます。
このように、最近ではを通じて、より実践的にプログラミングを学ぶことができます。
しかし、パソコン上でゲームを快適に動かすためには、それなりのパソコンスペックやグラフィックボードを搭載している必要があります。本機はこうした最低限のスペックを満たすノートパソコンです。
価格は高額ではありますが、お子様のプログラミング学習に対するやる気を呼び覚ますための投資だと思って、思い切って購入してみるのも悪くないのではないでしょうか。
初心者におすすめの小学生むけ低価格パソコン・タブレット3選
まずはコスパの良いパソコンやタブレットでITやプログラミングに触れてみたいという小学生向けに低価格パソコン・タブレットをご紹介します。
1. Lenovo Google Chromebook Ideapad Duet

画面サイズ | 10.1 |
メモリサイズ | 4GB |
ストレージ | 512GB |
重量 | 920g |
画面タイプ | グレア |
価格 | ¥38,300 |
昨今の低価格パソコンといえばChromebook。
圧倒的人気を誇る低価格パソコンです。パソコンと言いつつも、かなりタブレット要素が強いです。
大多数のアンドロイド用アプリも使うことができます。
低価格な分、CPUのスペックはそれほど高くありませんが、簡単な用途ではストレスなく使用できます。
Scratchなどでプログラミングに触れてる程度ならば、十分こなせる機種です。
試しに買ってみる一台としては、申し分ありません。
2. iPad 第9世代

画面サイズ | 10.1インチ |
メモリサイズ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
重量 | 487g |
画面タイプ | グレア |
価格 | ¥49,800 |
一世代前のiPadで、いわゆる型落ち品です。
型落ち品ですが十分な性能があり、プログラミング学習であれば問題なくこなせます。
Amazonでも取り扱っているため、入手も難しくありません。
iPadの良いところは、動作が非常に安定している点と、様々な用途で使用できる点です。
特に子どもの興味がプログラミングに向くかわからない段階では、iPadであれば子どもの興味に合わせて柔軟に用途を変更することができます。
またiPadを使ってプログラミングを学び、その後、本格的にプログラミングをするために別のパソコンを購入したとしても、電子ノートや電子書籍リーダーとしてプログラミング学習を様々な方面から助けてくれるでしょう。
とにかく買って損のない一台です。
3. GM-JAPAN ノートパソコン

CPU | Celeron N |
画面サイズ | 14.1インチ |
メモリサイズ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
重量 | 1300g |
画面タイプ | グレア |
価格 | ¥44,800 |
これだけのスペックで5万円をきる格安のWindowsパソコンです。
CPUはCeleronですので、動画編集などの高負荷な作業には向きませんが、プログラミング学習では十分なスペックです。
また本機はWindowsパソコンですので、本格的にプログラミングを学びたいと感じているお子様にもおすすめ。
様々な言語での開発が可能になるVisual Studioをインストールできたり、今流行りのPythonなど本格的に学ぶことができます。
小学生向けのおすすめパソコンのまとめ
今回は、
「小学生向けパソコンの選び方」「初心者におすすめの小学生向け低価格パソコン・タブレット3選」
「小学生向けのおすすめのパソコン・タブレット10選」についてご紹介させていただきました。
子ども用のパソコン・タブレットとはいえ、将来を見据えて、必要十分なスペックのものを選んであげましょう。
最終的には予算の問題があると思いますので、子どもの考えも聞きながら、ご家庭ごとに最適なパソコン・タブレットを見つけてください。

与那嶺あきお
現役エンジニア。フリーランスのエンジニアとして数多くのシステム開発に携わる。
小学生向けプログラミング教室「IT寺子屋」の創業・運営メンバーでもあり、現在も教室で子ども達にプログラミングを教える傍ら、IT寺子屋のコンテンツの作成・監修を手がけている。
自身がプログラミングスクール選びに失敗した経験からプログラミング教育への造詣も深く、子ども向け・大人向けを問わず様々なプログラミングスクールの研究を行っている。