追証なし(ゼロカット)で仮想通貨FXをするなら海外取引所一択! メリットや理由を解説

仮想通貨FXゼロカットアイキャッチ

「仮想通貨FXの追証の仕組みがよくわからない」

「追証なしで仮想通貨FXしたいけど業者はどこを選べばいいの?」

仮想通貨FXをするなら、「追証」仕組みを知って、リスクも必ず理解しておくべきです。そしてその上で業者選びをしていきましょう。

まず結論から申し上げると、

追証なしで仮想通貨FXをするなら海外取引所を利用しましょう。

「追証なし(ゼロカット)」は国内取引所では採用されておらず、海外取引所で利用可能な仕組みです。

追証なしとは何なのか?その理由や注意点も詳しく解説しますのでぜひ参考にしてくださいね。

この記事の内容
  • 追証の仕組み
  • 追証なしの取引所(業者)
  • 海外取引所が追証なしの理由
  • 仮想通貨FXを追証なしで行うときの注意点
  • 仮想通貨FXの追証なしに関するよくある質問
この記事を書いた人

久住康平

ビット学園編集長。
慶応義塾大学経済学部卒業後、大手証券会社にて13年勤務。
仮想通貨歴は8年。
ビットコインガチホ勢だったが、3年前に仮想通貨FXに出会う。
得意な英語を生かし、海外の取引所の情報や仮想通貨の最新トピックを日本に広めるべく、日々メディア運営を行う。
好きな食べ物はパッタイ。嫌いな食べ物はガトーショコラ。

目次

仮想通貨FXの「追証」とは委託保証金を強制的に追加する仕組み

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追証とは「追加証拠金」の略のことです。

仮想通貨FX取引を行う場合、最初に「証拠金」を仮想通貨FXの取引所に入金しなければなりません。証拠金とは、取引で損失が発生した時の決済方法として取引所に残しておく一定額のお金のことです。

証拠金が取引の損失により減少すると、FX取引所に追加で証拠金を入金させる仕組み(追証)が機能します。

具体的には証拠金維持率が取引所規定の割合より低くなったときに起こります。

証拠金維持率

証拠金維持率とは、「取引に必要な証拠金(必要証拠金)に対して純資産がどれくらい許容があるか」を示す指標のことです。

証拠金維持率の計算方法

証拠金維持率 (%) = 純資産 ÷ 必要証拠金 × 100%

具体的な例を見てみましょう。

FX口座に10万円を入金する (純資産)

1ドル=100円で100万円のポジションを想定する

必要証拠金=100万円 ÷ 25倍(レバレッジ)= 4万円

証拠金維持率=100万円 ÷ 4万円 × 100=250%

このとき証拠金維持率は250%になります。

証拠金維持率の規定水準はFX業者により異なり、設定された水準を下回ったときに追証が発生します。

ロスカット

追証と混同しやすい言葉に「ロスカット」があります。

ロスカットとは「FX取引で損益が一定水準を下回ったとき、保有ポジションを強制的に決済する仕組み」のことです。

ロスカットによって損失はある程度確定しますが、致命的な損失拡大は抑えることができます。

しかし必ず保証されたものではなく、レートが急激に変動するなどロスカットが充分に機能しない事態には証拠金以上の損失が発生し、追証が発生します。

追証なし(ゼロカット)の仮想通貨FXの取引所はあるの?

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「追証なし(ゼロカット)」とは、FX取引で口座残高がマイナスになった際に、FX業者がユーザーの損失を補填するという投資家を保護するための制度です。

国内の取引所では追証なしの制度は採用されておらず、海外取引所でのみ利用が可能です。

海外の仮想通貨FX取引所は追証なし(ゼロカット)のところがほとんど

追証なしで仮想通貨FXをしたい方は、海外取引所がおすすめです。

追証なし(ゼロカット)を採用しているおすすめの海外取引所
  • FXGT
  • Bybit
  • XMTrading

レートの変動で口座がマイナスになったとしても、海外取引所がマイナス部分を補填しててくれるため、負債リスクはほぼゼロになります。

日本では仮想通貨FXの最大レバレッジが2倍に規制されている一方、海外取引所では仮想通貨FXにおいて「追証なし」の恩恵を受けつつ、ハイレバレッジのメリットも受けることが可能です。

Bybitは100倍、XMTradingは500倍、業界最大手FXGTは1000倍とかけられる最大レバレッジにも大きな違いがあります。

追証のリスクを受けずにハイレバレッジ取引に挑戦したい人は、FXGTのボーナスを利用してみましょう。

国内取引所は追証なし(ゼロカット)の採用はない

日本国内では、FXや仮想通貨の取扱所が「追証なし(ゼロカット)」を適用することは金融商品取引法によって禁止されています。

第三十八条の二 金融商品取引業者等は、その行う投資助言・代理業又は投資運用業に関して、次に掲げる行為をしてはならない。

二 顧客を勧誘するに際し、顧客に対して、損失の全部又は一部を補てんする旨を約束する行為

第三十九条 金融商品取引業者等は、次に掲げる行為をしてはならない。

三 有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為

金融商品取引法

上記に記載されている「補填」が追証なし(ゼロカット)に該当するため、損失の補填をする追証なし(ゼロカット)の仕組みは法律上認められていないことがわかります。

追証なし(ゼロカット)は投資家側にはメリット大

仮想通貨FXで発生した損失を取引所が補填するという仕組みは、取引をする投資家にとって大きなメリットでしょう。

世界情勢の影響を受け想定できないレートの変動によって損益が出てしまうようなパターンでも「追証なし(ゼロカット)」の仕組みが投資家を守ってくれます。最悪なケースでも口座に入れていた証拠金を失うのみなので、深手を追うことはありません。

負債のリスクなく仮想通貨FXを楽しみたいなら、国内取引所ではなく海外取引所をぜひ利用しましょう。

海外仮想通貨FX取引所が追証なし(ゼロカット)を採用する理由

投資家側には追証なし(ゼロカット)のメリットがあるのがわかったところで、なぜ海外取引所がこの仕組みを採用しているのか説明していきます。

追証なし(ゼロカット)は、取引所が投資家の負債を負うシステムです。一見取引所側からするとデメリットしかなくビジネスの仕組みとしては成り立たないと考えられます。

しかしデメリットを上回るメリットがあるからこそ、追証なし(ゼロカット)を採用しているのです。

追証なし(ゼロカット)を採用するメリット
  • 投資家の増加や取引量の拡大が見込める
  • ハイレバレッジを活用してもらえる

投資家の増加や取引量の拡大が見込める

投資家にメリットである追証なし(ゼロカット)を採用することで、総取引量や流通量を大幅に増加させられることが見込めます

仮想通貨FX全体が活発になることによって、取引所が得られるFX手数料も増加し、利益拡大のチャンスにつながります。

取引所にとって、追証なし(ゼロカット)で投資家の負債を肩代わりして発生する損益よりも、活動する投資家が増えることで得られる利益が上回るために採用していると考えられます。

ハイレバレッジを活用してもらえる

追証なし(ゼロカット)によってハイレバレッジに挑戦するハードルも下がります。

例えば500倍といったハイレバレッジで仮想通貨FXを行うのはハイリスクとなるため、投資家はそもそも追証なし(ゼロカット)でないと安心して取引を始めることができません

取引所は投資家にレバレッジを利用してもらえないと、ハイレバレッジの設定を提供した意味がなくなるため、追証なし(ゼロカット)を採用して積極的にレバレッジを使ってもらえるよう促していると考えられます。

仮想通貨FXを追証なし(ゼロカット)で行うときの注意点

追証なし(ゼロカット)の仕組みによって負債のリスクは無くなりますが、FX口座の残高がなくなるのも忘れてはいけません。あくまで負債を負うような大損はしませんが、確実に手元のお金はなくなるリスクがあることを理解しておきましょう。

追証なし(ゼロカット)で海外取引所を利用するときの注意点もみていきます。

追証なし(ゼロカット)で海外取引所を利用するときの注意点
  • 証拠金はリスクが許容できる範囲までにする
  • レバレッジも許容範囲内に設定する
  • 借金のリスクが完全に無くなるわけではない

証拠金はリスクが許容できる範囲までにする

追証なし(ゼロカット)によって、投資家が負うべき損失は取引所の負担となります。

しかしFX口座に入れた証拠金の金額範囲内では、取引の損失は全て投資家の負担です。

ハイリターンを見込んで許容できない金額を証拠金として入れてしまうと、口座がゼロになったときに負債となってしまいます。あらかじめ証拠金の損失が負担できる許容範囲を決めて、その範囲内で取引を始めましょう。

仮想通貨FXの特徴として、「為替FXより価格変動が大きい」ということが挙げられます。価格変動が大きいため安定性は低く、大きく利益が出ていたのが1日で急激に下がりゼロカットになる可能性があります。

レバレッジも許容範囲内に設定する

ハイレバレッジを設定してハイリスク・ハイリターンでの取引ができますが、損失が出れば証拠金を失うため、許容範囲内でレバレッジを設定しましょう。

ハイレバレッジ取引でより変動の影響を受けやすくなって数日でゼロカット、即撤退なんてこともありうるでしょう。

借金のリスクが完全に無くなるわけではない

価格相場の暴落で取引所でさえも許容できない負債が発生した場合、投資家も負債の支払いを求められるケースがあります。

追証なし(ゼロカット)も絶対にリスクがないというわけではないので、最悪の事態も想定して取引に挑みましょう。

仮想通貨FXの追証なし(ゼロカット)のQ&A

追証なし(ゼロカット)に関するよくある質問
  • 追証なし(ゼロカット)なら借金をしませんか?
  • ゼロカットシステムに回数制限はありますか?
  • 追証なし(ゼロカット)のおすすめの海外取引所はどこですか?

Q. 追証なし(ゼロカット)なら借金をしませんか?

A. 基本的には、追証なし(ゼロカット)では証拠金の追加はされないので、借金をすることはないでしょう。

しかし注意点の項で説明したように、相場の急激な暴落でゼロカットが機能しない可能性もあるので、絶対に借金リスクがゼロではないことを理解した上で取引をしましょう。

Q.ゼロカットシステムに回数制限はありますか?

A. ゼロカットシステムに回数制限はありません。何回でも追証なしで取引できます。

明らかなゼロカット狙いでの「両建て」は規約違反になるため注意しましょう。

Q.追証なし(ゼロカット)のおすすめの海外取引所はどこですか?

A. 業界最大手の「FXGT」がおすすめです。

最大手であり信頼性は確かで、最大1000倍のハイレバレッジの設定ができるため、自身の持ち出し金は少額でもハイリターンな利益を狙って取引を始めることができます。

FXGTは期間限定で口座開設ボーナスもあるため、ノーリスクで仮想通貨FXが始められます。

仮想通貨FX 追証まとめ

この記事では、追証なしで仮想通貨FXをするための方法や理由、注意点について解説してきました。

まとめとして、以下の点を覚えておいてください。

まとめ
  • 追証なし(ゼロカット)で仮想通貨FXをするなら海外取引所を利用する
  • 日本で追証なしは金融商品取引法によって禁止されている
  • 追証なしは投資家にとってのメリットが大きい
  • 追証なしを使う際には証拠金の許容範囲を決めておく
  • 追証なしでも絶対に借金しないというわけではない

追証なし(ゼロカット)は投資家にとってメリットが大きいため、仮想通貨FXを始めようとしている方はぜひ海外取引所を使ってみましょう。

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この記事を書いた人

ビット学園は、仮想通貨FXやビットコインFXで利益を上げたい初心者向けに情報を発信しているサイトです。
仮想通貨投資の歴が長いプロのクリプト集団が団結し、個人投資家を勝たせるための最新情報や正確な情報発信を心がけています。

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